退去費用 1DK|相場・内訳・払いすぎを防ぐ方法【2026年版】
1DK(専有面積25〜35㎡程度)の退去費用は、入居年数・損傷の有無によって大きく異なります。 相場・内訳・よくある過大請求パターンを解説し、払いすぎを防ぐ具体的な方法を紹介します。
1DKの退去費用相場(入居年数別)
| 入居年数 | 退去費用の目安 | 過払いリスク |
|---|---|---|
〜1年 通常損耗は貸主負担 | 3〜6万円 | 低 |
1〜2年 クロス残存価値67%以上 | 4〜7万円 | 低〜中 |
2〜5年 クロス残存価値33〜67% | 5〜10万円 | 中 |
5〜8年 クロス全額請求は過大の可能性 | 6〜12万円 | 高 |
8年以上 クロス残存価値≈1円・借主負担は限定的 | 5〜10万円 | 高 |
※面積25〜35㎡、通常使用・喫煙なし・ペットなし・特約なしの目安。実際は契約内容・損傷状況で変動します。
1DKの退去費用 内訳と相場
ハウスクリーニング費
25,000〜45,000円1DK(30㎡)の目安は約3万円(3,000〜4,500円/㎡×30㎡)。通常清掃していれば原則として貸主負担。特約があれば借主負担。
特約なし→原則貸主負担クロス(壁紙)張替え費
0〜80,000円(入居年数による)1DK(30㎡、壁面積75㎡相当)のクロス代は全額で6〜12万円程度。入居年数に応じた残存価値分のみ借主負担。6年以上は残存価値≈1円。
6年超→借主負担ほぼゼロ床補修費
0〜30,000円家具による凹みや引きずり傷は通常損耗として貸主負担のケースが多い。ペットの爪傷・重量物落下による損傷は借主負担。
通常損耗→貸主負担原則鍵交換費
10,000〜20,000円鍵を紛失していない場合、国交省ガイドラインでは原則として貸主負担。特約なしで請求されている場合は争える可能性あり。
特約なし→原則貸主負担消毒費・害虫駆除費
10,000〜20,000円室内消毒費は国交省ガイドライン上、原則として貸主負担。借主が依頼していない場合は支払い義務がない可能性が高い。
特約なし→原則貸主負担1DKでよくある過大請求パターン TOP5
クロス(壁紙)代を全額請求
入居6年以上なら残存価値はほぼ1円。全額請求は過大。1DKでも同じルールが適用されます。
ハウスクリーニング費を特約なしで借主負担請求
1DKの目安(約3万円)を超える請求や、特約なしの全額請求は争える可能性あり。
鍵交換費を紛失なしで請求
紛失なし・特約なしの鍵交換費は国交省GL上、原則貸主負担。1万5千円前後の請求は争えるケースが多い。
消毒費・害虫駆除費の請求
借主が依頼していない消毒費は原則貸主負担。特約がなければ支払い義務を確認すること。
経年劣化・自然損耗を借主負担で請求
日焼け・畳の変色・フローリングの細かな傷などは「通常損耗」として貸主負担が原則。
入居年数別|クロス代の借主負担目安(1DK・30㎡)
| 入居年数 | 残存価値率 | 借主負担(目安) |
|---|---|---|
| 1年 | 83% | 約75,000円 |
| 2年 | 67% | 約60,000円 |
| 3年 | 50% | 約45,000円 |
| 4年 | 33% | 約30,000円 |
| 5年 | 17% | 約15,000円 |
| 6年以上 | ≈1%(ほぼゼロ) | ほぼ0円 |
※クロス単価1,200円/㎡、壁面積75㎡(30㎡×2.5倍)で計算した目安。実際の単価・面積で変動します。
1K・1DK・1LDKの退去費用比較
よくある質問
Q. 1DKの退去費用の相場はいくらですか?
A. 1DK(専有面積25〜35㎡程度)の退去費用の相場は、入居2年以内で3〜6万円、2〜5年で5〜10万円、5〜8年で6〜12万円が目安です。入居6年以上ならクロスの残存価値はほぼ1円となり、借主負担が大幅に減ります。
Q. 1DKのハウスクリーニング代の相場はいくらですか?
A. 1DK(30㎡前後)のハウスクリーニング費用の目安は2万5千円〜4万円程度です。通常の清掃を行っていた場合、国交省ガイドラインでは原則として貸主負担となります。特約がある場合のみ借主負担が認められます。
Q. 1DKで入居6年以上の場合、クロス代はどうなりますか?
A. 入居6年以上の場合、クロスの耐用年数(6年)を超えているため、残存価値はほぼ1円となります。借主が負担できるのは残存価値分のみのため、クロス代の全額請求は過大な可能性が高いです。
Q. 1DKと1Kの退去費用はどう違いますか?
A. 1DKは1Kより面積が広いため(1K:15〜25㎡、1DK:25〜35㎡が目安)、クリーニング費・クロス代などが少し高くなります。ただし国交省ガイドラインによる借主・貸主の負担ルールは同じです。